VISA LINE PAYカードの使い方を解説します。
2020年5月1日より新たに始まったVISA LINEPayカード。
使いこなせばとてもお得なカードなのですが、カード利用で受けられる還元がLINEポイントということで、ちょっと癖があります。
このVISA LINEPayカードの使いこなす方法をまとめました。
目次
VISA LINEPayカードの基本的な使い方
VISA LINEPayカードの基本的な使い方は2つ。
- カード決済(VISAタッチ、iD含む)
- コード決済(クレジットカード払い限定)
この方法で支払いをすることで、最大3%のLINEポイントを還元されることになります。
あなたが利用すべき決済方法は?
ここから細かく解説していきますが、その前にYes/No チャートをお試しください。
あなたの決済方法は何が最適なのかが分かります。
- お得な決済方法
- そのお店はd払いに対応していますか?
クレジットカード決済
クレジットカードの最も一般的な支払い方法は、カードショッピング。
もはや説明が要らないかもしれませんが、いわゆるお店で商品を購入するときに「クレジットカード払いで」と言って払う方法です。
初年度は3%還元
VISA LINEPayカードはサービス開始の初年度3%還元が確定しています。
Visa LINE Payクレジットカードは、サービス提供開始の初年度(2021年4月30日まで)のカードショッピングでLINEポイントが3%還元されます。
始めたばかりのカードなので、広告を兼ねての3%ということですね。
一般的な例でいうと、来年以降はほぼ確実に還元率が落ちると思います。
2020年4月30日までは使い倒しましょう。
VISA LINEPayカードは非接触決済に対応
VISA LINEPayカードは2つの非接触決済(VISAタッチ、iD)に対応しています。
VISAタッチはカード自体に非接触決済機能VISA payWaveがあるもの。
VISA LINEPayカードにはすべてのカードにpayWaveマークが付いています。
VISAタッチを利用したいときは、「VISAで」と言ってカードをタッチするだけ。
安心かつ簡単です。
iDはカードそのものをかざすか、Felica対応のスマホ(Android、iPhone)に登録して使います。
コード決済(クレジットカード払い限定)
VISA LINEPayカードはコード決済でも最大3%還元を受けられます。
コード決済は、一般的に残高払いと即時払い(クレジットカード、銀行口座など)のどちらかまたは両方に対応しています。
コード決済で最大3%還元を受けるには受ける方法は、コード決済の支払い方法にVISA LINEPayカードを選択するだけ。
LINE Payのコード決済は「チャージ&ペイ」という名前で呼ばれています。
クレジットカード払いに対応している主なコード決済はこちら。
- LINE Pay
- PayPay
- 楽天Pay
- Amazon Pay
- d払い
この中で、最も還元率がよいのはd払い。
d払いはdポイントが0.5%付与されます。
VISA LINEPayカードの3%と合わせて、3.5%の還元が受けられるのはうれしいですね。
PayPayはクレジットカードに対応していない町の小売店でも採用している店舗が多いのが特長。
例えば、クレジットカード未対応の100円ショップ「DAISO」でも3%還元を受けられる唯一の方法。
DAISOで還元が受けられるなんて、革命的な決済方法だと思います。
ソフトバンク/Ymobileの契約者は、以下の方法で3.5%の還元を受けられます。
- チャージするときに電話料金とまとめて払いを選択。
- 電話料金をVISA LINE Payカードで支払う。
また、現金かPayPayのどちらかしか決済方法がないようなローカル店でも、消費者還元事業に参加している場合があります。
現金払いだと何も還元がありませんが、PayPay払いだとVISA LINE Payカードの3%と消費者還元の5%還元を受けられますよ。
PayPayやd払いでポイント還元を受けた実績です。
コード決済の支払い方法を残高払い(ポイント払い)ではなく、クレジットカード払いにすればOKです。
実はコード決済にも違いがある?!
LINE Pay、PayPay、d払いの3つを使ってみて、実は大きな違いがあることが分かりました。
LINE Payで3%の還元を受けるには、「LINEポイントクラブ」でプラチナランクになる必要があります。
つまり条件付きなんですね。
始めたばかりの方は、「レギュラー」ランクから始まります。
LINEポイントを獲得するごとに、レギュラー→シルバー(100ポイント)→ゴールド(500ポイント)と上がっていきます。
マイランク | 還元率 | ランクアップ条件 |
レギュラー | 1% | ― |
シルバー | 1.5% | 100ポイント |
ゴールド | 2% | 500ポイント |
プラチナ | 3% | 5000ポイント VISA LINE Payカードの紐付 |
プラチナランクになるのはそんなに大変ではないので、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
それに対して、LINE Pay以外のコード決済はクレジットカード払いになるため、ランクに関係なく3%還元を受けられます。
LINE Payを使う必要はどこにもないということです。
固定資産税や自動車税もLINE Payを介して支払うことができます。
税金を払って3%還元を受けられるのは嬉しいですね。
貯まったLINEポイントの利用方法
3%還元となるLINEポイントはどのように利用すればよいのでしょうか。
LINEポイントは、現金化するかポイントとして利用するかの2択です。
全く減らすことなくLINEポイントを利用したい場合はポイントとして使いましょう。
一方で、現金化する場合は多少の手数料が発生します。
ポイントとして利用する場合
LINEポイントの使い道をまとめました。
- LINE Pay決済として利用する
- スタンプや着せ替えの購入(LINEコイン)
- 漫画やゲーム課金(LINE STORE)
- スタバチケットやAmazonギフトへの交換(LINEギフト)
- LINEデリマの支払い
- LINEポケオの支払い
- LINE MUSICクーポン
- LINE モバイルの支払い
この中で有用なのは赤字のLINE Pay決済とLINEデリマ、LINEポケオですね。
LINEポイントはLINE Pay決済時の支払い方法として選ぶことができます。
LINEポケオは、LINEのお持ち帰り予約サービス。
「LINEポイントで支払うと50~70%のポイント還元」するキャンペーンを定期的に実施しています。
ポケオで還元されたLINEポイントは、ランク対象なので、簡単にプラチナになることができますね。
70%還元はお得ですね。
700〜1429円が最大還元かな。
田舎には松屋しかないのが悔しい💦 pic.twitter.com/c2sxmFC0Ou— リゾートマイラー (@resortmiler) January 20, 2020
LINEデリマはLINEのデリバリーサービス。
定期的に500%キャッシュバックなどのキャンペーンを実施しています。
また、ランクによって最大20%のポイント還元があるのもうれしい。
この還元ポイントもランク対象になります。
現金化する場合
LINEポイントは原則現金化できません。
現金、または現金に近いものとして利用したい場合、大きく分けて4つの方法があります。
- LINE Pay決済時にポイント利用する
- Google payに登録してQUICPayとして支払う
- LINE証券に入金してから、銀行口座へ振り込む(要手数料)
- LINE証券に入金し、一度LINE残高にしてから現金で出金する(要手数料)
①LINE Pay決済時に利用
LINE Pay決済時はLINEポイントを利用することができます。
コード払いのときに、LINEポイントにチェックするだけ。簡単です。
②Google payに登録してQUICPayとして支払い
LINEポイントはQUICPayとして支払うことが可能です。
ただしAndroid限定。iOSは未対応ですのでiPhoneユーザーはごめんなさい。
利用方法は、簡単。
LINE payのバーチャルカードをメインカードに登録して、LINEポイントの利用を選択するだけです。
③LINE証券に入金する(要手数料)
LINEポイントはLINE証券に入金することができます。
LINE証券から現金で銀行口座へ振り込むことが可能。
LINE証券を経由すると、LINEポイントを現金に換えることができるんです。
ただし、LINE証券から銀行口座へ振り込むときに220円の手数料が発生します。
ご登録いただいた出金口座への振込事前に出金画面より出金口座の登録が必要です。手数料は220円(税込)かかります。15時までに受け付けた出金依頼は、翌営業日にお客様の銀行口座に着金いたします。
手数料220円(税込)は定額。
LINEポイントが貯まってから振込するのをお勧めします。
④LINE証券に入金し、一度LINE残高にする(要手数料)
③に少しアレンジを加えた方法です。
LINE証券に入金した後で、いったんLINE Pay残高へ移行します。
LINE Payアカウントへの出金出金画面よりお手続きください。手数料はかかりません。※ご利用には、LINE Pay Moneyアカウントの登録が必要です。
移行したLINE Pay残高は登録した銀行口座へ振り込むことが可能。
振込手数料は176円(税込)。
また、本人確認が必要ですので、忘れないように手続きをしておいてください。
LINEモバイルの利用料金を20%還元
LINEモバイルの利用料金をVISA LINE Payカードで払うと、1か月目は無料、2~6か月目は20%ポイント還元を受けられます。
さらにLINEモバイルでは最大15000円のキャッシュバックを受けられるキャンペーンが始まっています。
キャッシュバック条件
- 乗り換え(MNP):15000円還元
- 新規(新しい番号):5000円還元
- 端末を合わせて購入:1000円還元
15000円の還元を受けるやり方は簡単です。
- 以下のバナーよりLINE申し込みを行う。
- キャンペーンコード(LINE Pay;2006PB15、LINEポイント;2006LP15)を入力する。
VISA LINE Payカードの利用方法まとめ
VISA LINE Payカードは、還元率3%で上限なし。
少なくとも2021年4が宇30日までは確実にお得なカードです。
「どうしてもこのカードを使わないといけない」という事情がない限りは、このカードを利用したほうがお得ですので、極力利用していきましょう。
VISA LINE Payカードの利用方法が分かりにくいので、フロー図にまとめました。
こちらを見ていただければ、悩んでいた方も解決するのではないでしょうか。
コロナ感染予防には非接触決済が求められますが、様々な非接触決済に対応しているのもGood Pointですね。
今年1年間は大活躍なカードになりそうです。