ホーチミンではサイゴンオペラハウスがお勧め!チケットの取り方や見学ツアーをご紹介!

2017年10月某日。

ベトナム、ホーチミンにあるホーチミン市民劇場(仏:Nhà hát lớn Thành phố Hồ Chí Minh)または、サイゴンオペラハウス(英:saigon opera house)に行って、ショーを鑑賞してきました。

ショーはとても面白かったです。ホーチミンに行かれる方がいましたら、ぜひ行っていただきたいと思い、まとめてみました。

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 サイゴンオペラハウスとは

ベトナム最大の都市であり、高度経済成長を支える商業都市、サイゴンことホーチミン。日本からは成田と羽田のANA及びJALの他、関西、中部、福岡からの直行便があり、日本人の旅行先にとても人気の街です。

そのホーチミンにあるサイゴンオペラハウスは、ベトナムのフレンチ・コロニアル様式の建築物の1つで、1897年に建てられたベトナムの中でも歴史のある建物です。

サイゴンオペラハウスで行っている主な公演は3つあります。

  • AO SHOW
  • TEH DAR
  • THE MIST

毎日開催されているわけではありませんので、ご自身が行かれる日にちにどんな公演があるのか、確認しましょう。例えば、2017年12月の公演はこんな感じ。

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公演の多い順に、TEH DAR、AO SHOW、THE MISTですね。

 

少しオペラハウスの歴史を見てみましょう。

オペラハウスの完成後、第二次世界大戦前までは劇団による公演が開かれていました。ベトナムが日本に攻め落とされて植民地となっていたとき、連合国軍の空爆を受けるなど、劇場は機能していませんでした。

1955年、劇場は修復されてベトナム共和国(南ベトナム)の下院議場として利用されていました。1975年にサイゴン(ホーチミン)が陥落すると、再び劇場として活用されるようになりました。

現在の収容人数は約500名。一時は1800名もの人を収容していたころと比べると、ずいぶん余裕を持たせた設計となっています。建物自体も、歴史的建造物として観光の目玉になっています。

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サイゴンオペラハウスの場所

サイゴンオペラハウスはホーチミンの観光の中心である大聖堂や郵便局から1kmほどの場所にあります。

ホーチミン国際空港までは8kmとかなり近いのですが、空港までの道は渋滞がひどいので、早くても20分、場合によってはタクシーでも40分以上かかるときがあります。時間に余裕をもって訪問しましょう。

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サイゴンオペラハウスの予約方法

サイゴンオペラハウスの予約方法は、大きく分けて2つ。

公式サイト

今の時代、基本は公式サイトですね。

www.luneproduction.com

公式サイトではどの日にどの公演を行っているのか、非常に分かりやすいです。また、好みの座席を選ぶことができます。チケットを購入する画面に行ってみましょう。サイト右上の「BUY TICKETS」から行くことができます。

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座席種類は金額毎に「aah!:630000700,000ドン」「ooh!:10500001,150,000ドン」「wow!:14700001,600,000ドン」の3種類。だいたい3500円、5700円、8000円ですね。

白いところが空席、グレーのところが予約済です。

勝手な予想ですが、ステージに向かって左前方のaah!とooh!、1階席後方のwow!は、おそらく旅行代理店向けに確保された席です。どの公演を見ても、予約が埋まっていましたので。

旅行代理店はKLOOKがおすすめ

旅行代理店を経由すると、キャンペーン等で割引があります。例えば、Expediaを使うと、2017年11月7日時点で10%の割引を受けることができます。

www.expedia.co.jp

旅行代理店を使うと割引を受けられるメリットがある反面、座席を指定することはできません。この席で見たい、という方は公式サイトより予約するといいですね。ooh!ならGroundFloorですが、aah!だと2階席の可能性もあります。

 

KLOOKにもクーポンがあります。直接の値引きはありませんが、紹介による初回登録で約350円の割引を受けられます。一名の予約なら、10%割引になります。また、ポイントが貯まるのでお得ですね。

AOshow

THE MIST

 

KLOOKは香港の旅行会社で東南アジアにとても強い。ベトナムでもいろいろなツアーがあるのでお勧めです。

サイゴンオペラハウス訪問記

サイゴンオペラハウスへやってきました。

予約したのは18時の回ですので、訪問時刻は17時頃。

外観はこちら。日曜日の17時頃に撮った写真です。ホーチミン観光の名所の一つなので、建物の前には観光客がけっこう写真を撮っていました。

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近くへ来て、もう一枚。味のある建物ですね。

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入口の右に受付けがありました。

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入口の左側には当日券売り場があります。

少し様子を見ていましたが、1枚買うのに時間がかかっていたので、オンラインで購入しておいたほうがよさそうです。

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持参したEチケットを提示して、実際のチケットに引き換え、

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ホールに入りました。

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ホールはそこまで広くはありません。でも、外とは違って、ゆったりとした時間が流れていました。

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ロビーを上から見てみました。

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入口に公演についての説明がありました。どの公演も言葉がわからなくても楽しめますよ、とのことです。

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公演前に、1階席から見学するツアーがあります。

この1階席、2階席へと登る階段の前で待っていると、連れて行ってくれます。約15分のツアーが3回ほどあるようです。

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ということで、ツアーに参加してみました。

1階席に階段で上がります。

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1階席の一番いい場所から。

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1階席から下を見てみます。この1階席の曲線、いいですね。

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上を見ると、音響担当?のお兄さんが準備していました。

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今回見学ツアーの参加者です。手前にいる黒シャツの方が、このオペラハウスの歴史やショーの内容について説明してくれます。

説明はすべて英語なので、ほんの一部しかわかりませんでしたが、ゆっくりと丁寧に話していて、好感が持てました。

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見学ツアーが終わり、地上階に戻ってきました。

地上階にはラウンジがあります。

入口から入って左側がwow!のチケットを持った方のラウンジです。ハーブティやお酒がふるまわれていました。

それ以外のチケットを持っていても、お酒を購入することは可能のようです。

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入り口から入って右側がaah!及びooh!のチケットを持った方のラウンジです。私はaah!なのでこちらですね。

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お姉さんがお茶を入れてくれます。熱いお茶ですが、美味しかったです。

写真には載っていませんが、冷たいレモンティみたいなお茶もありました。そちらもお勧めです。

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開演15分ほど前になって、入場が始まります。

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実際の公演は、撮影禁止。

そのため、ここでは敢えて内容をお伝えしません。

触りだけお伝えすると、TEH DERは「サークル」がテーマ。サークルを使ったアクロバティック、そしてシリアスな演技が繰り広げられます。

旅行会社のサイトにわかりやすい説明があったので、引用します。

TEH DARというショーが生まれるきっかけは、ベトナムという国ができる前までさかのぼります。以前は、種族ごとにばらばらの場所に集まって暮らしていました。それぞれの種族が、狩猟・採集・農耕・娯楽をしながら生きていました。各種族の中には、いくつかのサークルができており、それがTHEDARのアイデアの始まりです。54ある種族は現在でも存在し、高原地帯に散らばって生活しています。

南西地域の方言で、"TEH DAR"は"環の中に入ること"を意味しています。TEH DARを見る中で、見る側の我々は古代に存在した美しい架空のジャングルの中に吸い込まれます。アーティストたちによる、危機感迫る演技はまさに圧巻の一言です。さらに、演技の最中で出てくる、竹細工の道具は細かく作られており、強靭な肉体の男性が飛び跳ねても大丈夫なように作られています。劇だけでなく、使用する道具にも注目です!!

【伝統文化】ベトナム版ミュージカルAO SHOW チケット TNKトラベルJAPAN

ショーが終わった後は、演者がホールに集まって、ご挨拶。

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記念撮影もできるようです。私はフライトの時間が心配だったので、ちょっと断念。

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建物を出て、ふと振り返ると、オペラハウスがライトアップされていて、非常にきれいでした。

昼と夜とで全く違う顔を見せてくれるんですね。

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まとめ

ホーチミンにあるサイゴンオペラハウス。

口コミを見ると、外観だけで十分と書かれている方も多いですが、建物の素晴らしさは中まで入らないとわからないですね。

公演もなかなか良かったです。7000円を払うかというと悩みますが、3000円なら十分に観る価値はあると思います。

お勧めの席は、真ん中の通路に近いooh!の席です。左側の奇数番は予約が取れませんので、偶数番の2、4の席がいいですね。

通路側をお勧めする理由、それは公演の中盤と最後に演者がやってきて、臨場感を味わえるからです。

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