「100万ドルの夜景」として有名な香港。
その夜景を見るには、香港空港から中心地へ移動する必要があります。この記事では、中心地への移動をまとめました。
費用優先、時間優先などいろいろとあると思います。
結論として時間優先の場合や市内中心地へ行くときはエアポートエクスプレス、行先によってはバス、ディズニーランドや市内中心部以外の場合はタクシーがお勧めです。
エアポートエクスプレスを利用する際に使えるお得なクーポンもご紹介していますので、ぜひ利用してみてください。
香港空港から香港中心地への行き方
香港空港から香港市内(香港島)へ行くときの方法は大きく分けてエアポートエクスプレス、バス、タクシーの3つ。
この3つをざっくりとまとめてみました。
エアポートエクスプレス |
バス | タクシー | |
所要時間 | 35分 | 50~60分 | 30~40分 |
料金 | 115ドル * | 40ドル | 300~350ドル |
メリット |
○時間が正確 ○料金が比較的安い ○インタウンチェックインができる |
○料金が安い ○網目のような路線があり、香港全土に行ける |
○ホテル前まで直接行ける |
デメリット |
到着するのは駅(駅からホテルまでの移動手段が必要) |
○香港中心地で渋滞に巻き込まれることがある。 |
○高い ○香港中心地で渋滞に巻き込まれることがある。 |
*エアポートエクスプレスは、定価を表示。クーポンを利用して往復すると激安になります。
エアポートエクスプレス
エアポートエクスプレスは最も市内へ早く着きます。
しかし到着するのは駅なので、駅からの移動を考えると60分ほどかかります。
最終日は、香港駅や九龍駅でインタウンチェックインができるので、手荷物の心配なく旅行ができて便利だと思います。
お値段は片道115ドルとちょっと高め。日本円で1600円くらいです。
この後で紹介しますが、エアポートエクスプレスを格安で乗る方法があります。
インタウンチェックインは公式ページにくわしく書いてあります。
要約すると、搭乗時刻の1日~90分前に空港のカウンターと同じようにチェックインができる(荷物が預けられる)サービスです。
日本ー香港間を就航しているエアラインは、JALやANA、キャセイなどのフルサービスキャリアは全て対応しています。
peachなどLCCは非対応ですのでご注意ください。
MTR > Privileges and Complimentary Services
エアポートバス
縦横無尽に走っているバスは安くて便利なのですが、中心地では渋滞に巻き込まれることも。
逆に渋滞の少ない中心地以外では最高の交通手段だと思います。
私は九龍東のクラウンプラザホテル、新界のLニナコンベンションセンター、マカオ行きフェリーに乗った時にバスを利用しました。
香港の2階建てバスは、気分が良くて安い。とても便利でした。
香港空港からマカオ行きフェリー乗り場への便利な行き方
クラウンプラザ九龍東宿泊記
Lホテルニナコンベンションセンター宿泊記
タクシー
タクシーは料金が他と群を抜いて高いですね。
でもドアtoドアなので、ホテルからスーツケースを持っているときは便利です。
私は空港ーホテル間のタクシーは利用していませんが、ホテルからホテルへ移動したときに利用しました。
エアポートエクスプレスのメリット
エアポートエクスプレスは付帯サービスがいっぱいあります。
その中で、日本人が使えそうだと思うサービスをピックアップしました。
①早朝から深夜まで10~12分間隔で運行
エアポートエクスプレスは、始発5時50分から0時45分ごろまで、ほぼ10分間隔で動いています。
料金が高めに設定されているため、電車が混んでいて乗れないということもありません。
時間を気にすることなく使えますね。
②エアポートエクスプレスから乗り継いだときのMTRが無料
Octopusを利用していると、空港からエアポートエクスプレスの後にMTRへ1時間以内に乗り継いだ場合、運賃が無料になります。
九龍駅からMTRに乗り継ぐのは不便ですが、香港駅か青衣駅はほぼ接続しているので便利ですね。
ホテルへ向かうだけでなく、青衣駅からディズニーランドへ行くときにも活用できますね。
ただ、MTRは2~10ドルととても安いです。
エアポートエクスプレスのチケットをKLOOKでお得に買うのであれば、敢えてOctopusにする必要はありません。
③九龍駅、香港駅から各ホテルへのシャトルバスが無料
九龍駅からは5路線(K1~K5)、香港駅からは4路線(H1~H4)のシャトルバスが出ていています。
タクシーの便利さには負けますが、けっこう広いエリアを走っているので、けっこう使えそうですね。
該当ホテルは記事の最下部にまとめますが、宿泊するホテルが違っていても、乗ることができます。
④九龍駅、香港駅でインタウンチェックイン可能
香港空港には「インタウンチェックイン(In-town Check-in Services)」という便利な仕組みがあります。
簡単に言うと、空港へ行かなくても駅でチェックインして荷物を預けることができますよ、ということ。
インタウンチェックインができるのは九龍駅と香港駅の2つです。青衣駅ではできません。
インタウンチェックインする最大のメリットは、旅行最終日にスーツケースを預けられることです。
日本への帰国に午後便を使う場合は、午前中に観光できます。深夜便なら丸一日観光できる。
そんなとき、スーツケースを預けられるインタウンチェックインは非常に便利です。
注意してほしいのは、利用できる航空会社が決まっていること。
JALやANA、キャセイパシフィック航空に搭乗する方は利用可能です。
ほぼすべてのフラグシップキャリア(FSC)は利用できますね。
一方で、ローコストキャリア(LCC)は香港エクスプレスなど一部に限り利用できます。
関空ー香港線のジェットスターはジェットスタージャパンなので、利用できません。
MTR > In-Town Check-In Counters Information
⑤エアポートエクスプレスを日帰りで往復するときは片道無料
トランジットで香港に来る方、往復深夜便で朝から晩まで1日中香港を満喫する方へ。
エアポートエクスプレスは香港国際空港から市内へ往復する場合、Octopusを利用していれば、帰りの運賃が無料になります。
行きに使用したのと同じOctopusを利用する必要がありますのでご注意ください。
エアポートエクスプレスを格安で乗る方法
エアポートエクスプレスの運賃比較
便利なエアポートエクスプレス、一体お値段はいくらなのでしょう。
通常料金と、みなさんにお勧めしたいklookのクーポンを比較してみました。
最近日本語サイトに対応している台湾旅行会社kKKdayとも比較してみました。
空港から | 香港駅 | 九龍駅 | 青衣駅 | |
往復 | 通常運賃 | 205 | 185 | 120 |
kkday | 137 | 125 | 81 | |
klook | 129 | 117 | 74 | |
片道 | 通常運賃 | 115 | 105 | 70 |
kkday | 77 | 73 | 47 | |
klook | 72 | 66 | 41 |
ルートによって割引額は変わりますが、kkdayもklookも割引率は概ね同じです。
klookの平均して37%引きは驚異ですね!
利用者が多い九龍駅までで68ドル、香港駅までで74ドルと、日本円にして1000円以上安い!
さすが地元香港の旅行会社です。
エアポートエクスプレスをこんなにお得に買えるklookを使わないのはあまりにもったいない。
ルートによって割引額は変わりますが、kkdayもklookも割引率は概ね同じです。
klookの平均して37%引きは驚異ですね!
利用者が多い九龍駅までで68ドル、香港駅までで74ドルと、日本円にして1000円以上安い!
さすが地元香港の旅行会社ですね。
エアポートエクスプレスをこんなにお得に買えるklookを使わないのはあまりにもったいない。
なお、当日エアポートエクスプレスを使って空港と市内を往復する場合は、通常のOctopusを利用したほうがお値打ちです。
klookのクーポンは、往復割引に対応していませんのでご注意ください。
クーポンの利用方法
klookのエアポートエクスプレスのクーポンの利用方法はとっても簡単。
公式アプリの「Account」内にある「Vouchers」よりダウンロードするQRコード、または印刷したバウチャーのQRコードを自動改札機へかざすだけです。
例えば、下の写真は青衣駅のエアポートエクスプレス改札です。
バーコードをかざすところをアップ。
中国語が読めなくても、バーコードが描かれているので心配ありませんね。
上記紹介したklook公式サイトにも写真付きで説明が乗っていますので、ご覧ください。
日本ではSuicaなどの非接触型ICカードが主流なので最初は戸惑うかもしれません。
でも、全く難しくないですし、周囲の方も使っているのでぜひ使ってみてください。
旅行会社「klook」とは?
そもそもklookって何?そんなところから購入して大丈夫なの?
もちろん大丈夫です。
klookは香港にある旅行ツアー会社。
現在、東南アジア最大規模で、中国やタイ、インドネシア、ベトナムに現地法人を開設しています。
こちらの記事で詳しくまとめているのでご覧ください。
クーポンを利用するとklook内のポイントが貯まり、次回の海外旅行や日本での旅行に使えますよ。
日本語には未対応ですが、2017年に100億円以上の資金調達を行って日本に進出することを発表しています。
もしかしたら、今年中にサイトが日本語対応するかもしれませんね。
エアポートエクスプレスの子供運賃
大人運賃はklookでお得ですが、気になるのは子供運賃ですね。
エアポートエクスプレスの子ども運賃は以下のようになります。
○子供の対象:3歳から11歳まで
*2歳未満は無料、12歳以上は大人運賃です。日本と違い、学年は関係ありません。
○子供運賃:大人の通常運賃の半額
*残念ながらklookには子供運賃の割引はありません。
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