シンガポールのタクシーは何人まで乗れる?
子供と一緒にタクシーに乗りたいけど、シンガポールでチャイルドシートは必要?
我が家は子供が3人います。これまで、大人2人と子供3人、計5人でシンガポールへ3回旅行しました。
シンガポール旅行中は頻繁にタクシーを利用しました。狭いシンガポール内の移動はタクシーが欠かせませんよ。
子供がタクシーに乗る場合のルールについてまとめます。
シンガポールへ家族旅行を考えている方、特に小さいお子さんがいる方は、参考にしてください。
目次
先進国なのにタクシーが安いシンガポール
シンガポールでは電車もバスも安いですが、最も便利なのはドアtoドアで移動できるタクシーです。
タクシーが便利なシンガポールですが、東南アジアの中では交通ルールに厳しい国の一つでもあります。
例えばシートベルト。日本だと、シートベルトをしていない場合は運転手に罰金が科せられます。
罰金については、多くのサイトで紹介されています。
シートベルトの着用義務を怠った場合の罰則は、“違反点数1点”の加算です。シートベルト未着用の人ではなく、運転者に対して罰則が科されることになります。
「同乗した友人がシートベルト着用してくれなかったんだ」といっても無駄。乗車中の車内の安全確保は運転手の責任です。
シンガポールは日本よりさらに厳しい。運転手の他、乗客も罰金を科せられます。
シンガポールの日本大使館も注意喚起しているとおり、乗客1人に付き120ドル。旅行先での1万円の罰金はなかなか痛い。シートベルトは、安全確保としては当然、罰金を科せられないためにも必ずシートベルトを着用しましょう。
小学生入学前の子供を連れて行くときは、携帯用シートベルトを持参しましょう。スマートベルトはコンパクトでお値打ちです。
欧州の安全基準をクリアしており、日本でもチャイルドシートとして利用可能です。
スマートキッズベルト™は、ポーランドで開発され、EUやUS基準の厳しいクラッシュテストを経て安全認証を取得し、国内でもEマーク適合と認められた、世界で唯一の携帯型子供用シートベルトです。
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- UN (ECE) R44/04適合 (日本・EU)
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- 道路交通法第71条の3 第3項適合(日本)
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- FMVSS 213適合(US)
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- CMVSS 213適合(CA)
さて、話はそれましたが、シンガポールのタクシーって何人乗れるのって気になったことありませんか?
私はシンガポールで何度もタクシーを利用しました。
正確には、Grab Taxi。Grabと提携したTaxiです。通常のタクシーではなくGrabを使うメリットは2つ。
- アプリで簡単に配車できる。
- 運賃を現金で払う必要がない。
どちらもシンガポールでは大助かりでした。例えば、ベイサンズなど近場のときは小銭がいらないメリット。
ご飯を食べに行くのにも使えますね。
ナイトサファリなど市街地から離れた時は、現地から戻るときにタクシーが拾えるかどうかの心配がいらないメリット。
タクシーの乗車人数(日本)
まずは日本のタクシー事情。
日本のタクシーでも、もちろん乗車人数が定められています。
基本は大人が4名。子供は3名で大人2名とカウントします。
大人(名) | 子供(名) | 大人相当に換算(名) | |
① | 4 | 0 | 4 |
② | 3 | 1 | 3.6 |
③ | 2 | 3 | 4 |
④ | 1 | 4 | 3.6 |
⑤ | 0 | 6 | 4 |
日本だといろいろなタクシー検索サイトに例が載っています。
タクシーの乗車人数(シンガポール)
さて、シンガポールタクシーの店員は何人なのでしょうか。
実はシンガポールと日本のタクシーの定員はほとんど同じです。子供3名で大人2名相当という考え方は同じなんです。
でもね、ちょっとだけ違うんですよ。
大人(名) | 子供(名) | 大人相当に換算(名) | |
① | 4 | 0 | 4 |
② | 3 | 2 | 4.3 |
③ | 2 | 3 | 4 |
④ | 1 | 4 | 3.6 |
⑤ | 0 | 6 | 4 |
5人グループで大人3名、子供2名の場合でも1台で乗車することができます。例えば、祖母+父母+子供2人で旅行した時もタクシー1台に乗ることができます。日本では大人3人だと子供は1名しか乗れないので、子連れ旅行者にとってはかなり助かります。
え、狭くないのって?大人や子供の大きさにもよりますので、乗れるかどうかは、家族でよく相談しましょう。
乗車人数はタクシーに貼ってある
乗車可能人数は、タクシーの中にTaxi Fareが書かれています。
人数のところを拡大。絵で表示されていると、日本人でもすっと頭に入ってきますね。
子供とは何歳まで?
日本での子供の定義は、たいてい未就学児とか12歳以下とか。年齢で区切られることが多いですね。
一方でシンガポールのタクシーでは、135cm以下が子供扱いです。
MRTは90cm以上が大人と同一料金であることを考えると、かなり緩い。料金の問題ではなく、人数の問題だからでしょうか。
子供が大きくなってきたら、2台に分けたほうが無難だと思います。
またタクシーに限り、後部座席はチャイルドシートの着用が免除されるようです(だから子供は、定員より多く乗れる)。
私のように子供が3人いる場合、1台で乗れるタクシーはとても助かります。
一方で、子供が135cmを超えている場合は、いくら低学年でも大人の枠になるので注意してください。
GRABはどれを選べばいい?
シンガポールでは便利な配車アプリ、GRAB。シンガポールのGRABには、様々なタイプがあります。
主によく使うのはGRABと直接契約する個人事業主のJust Grab他と、GRABの配車&支払い機能だけを使うStandard Taxi。
- Just Grab
- Standard Taxi
- GrabCar Plus
- GrabCar 6
- GrabFamily (Ages 1-3)
- GrabFamily (Ages 4-7)
- GrabFamily 6 (Ages 4-7)
お値打ちなのは、Just Grab。最も気軽に乗れるのはこれでしょう。
ただし、Just Grabは7歳以下の子供を乗せることができません。そういうルールです。チャイルドシートが義務付けられているシンガポールで、チャイルドシートなしで子供を乗せると罰則を受けてしまいます。そのため、Grabに子連れで乗る場合は、Grab Familyを選びます。
または、チャイルドシート着用が免除されているStandard Taxiを選ぶのもよいです。4人家族(子供が2人、7歳以下含む)の場合、GrabFamilyかStandard Taxiのどちらかを選べばOKです。
では、我が家のように子供が3人いる場合はどうするのか。
GrabFamilyは定員が4名。5人乗ることができませんので、GrabFamily 6を選ぶことになります。ただ、GrabFamily 6はけっこう高い。Just Grabの2倍ほどするときもあります。ですので子供が3人いる場合は、Standard Taxiです。渋滞さえなければ提示された料金範囲の最安値でした。
Standard Taxiなら、GrabFamilyに近いお値段で移動することができます。また、GrabFamily 6よりもStandard Taxiのほうが台数が多かったです。(私が何度か検索した結果です)
そのときはGrabFamily 6を利用しましょう。
シンガポールでは、TaxiでもGrabを利用することが可能です。配車がアプリでできて、支払いは登録したクレジットカード。なんと便利なんでしょう!!
便利なGrabを使ってみようと思う方はこちらから登録すると便利です。
利用するクレジットカードなどの情報は、現地に行ってからじゃないとできないことが多いです。
東南アジアでは、マレーシア発祥のGrabよりインドネシア発祥のGojekのほうが安いことが多いです。
日本語表示対応していないこと以外は、Grabとほぼ同じように使えます。
Gojekはクーポンが多いので、お値打ちに使うことができますよ。
シンガポールのタクシーまとめ
シンガポールのタクシーの乗車人数をまとめました。
大人同士、少人数の旅行なら気にする必要のないタクシーの乗車人数も、人数が増えると心配しなくてはいけません。
シンガポール旅行では、乗車人数を把握して便利なタクシーやGrabをフル活用しましょう。
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